~人生に絶望した発達障害者が、最期の場所を求め海外へ旅に出たお話~
連云に上陸する少し前、船内でおばちゃん富豪がSNSや連絡先を教えてくれと言ってきた。
俺は、もともと旅先でシ〇気でここにいるし、そんなものするつもりは更々なかった。
どうせ、そのうちトラックに轢かれたり犯罪に巻き込まれたりして終わりだろ。
SNSで今更人間共とクソみたいな交流とか、超めんどくせえ。
俺はツイッターもフェイスブックもなにもやってない。メアドもないとおばちゃんに言った。
→携帯電話に無理やり中国のメールツールをぶち込まれた(笑
おばちゃん恐るべし(笑
なぜか俺は超気に入られてしまったらしい。
この船でお別れかとおもいきや、船降りたら待ってるからホテルの手配を一緒にしようとか言ってきた。
マジか。正直めんどくせぇ。
別にホテルくらい一人でとれるんだが・・・・
まぁ、無碍に断るのもアレか。
俺はよろしく頼むと言って船を降りた。
中国上陸!
おばちゃんの弟なる人が、ゲートの外で待っていた。
曰く、彼もチャリダーらしい。
彼の弟の車に先導してもらい、俺は連云港から町までチャリをこいだ。
安いホテルに案内してほしいとお願いすると、富豪弟は連れて行ってくれた。
アリガトー!
ホテルに荷物を置いてマッタリしてると、連云を案内してやるから来いとメールで連絡がきた。
折角だから、一緒に観光させてもらうか。
お、なかなかイイぞ。
おばちゃん曰く、ここは西遊記で登場する場所らしい。
連云で一番有名な場所とかなんとか。
俺たちは連云を満喫した・・・
正直楽しかったわ。
俺はおばちゃんに超お礼を言った。
おばちゃんは、お土産を持たせてくれた。
その日の夜・・・
宿でマッタリしていると、
パーティーやるから一緒に飯を食おうとおばちゃんに誘われた。
腹も減ってるし、世話にもなった。断る理由がないな。
俺はよろしく頼むと伝えた。
おばちゃん他、7人くらいで一緒に飯を食いながら話をした。
日本でのこととか、何でここにいるのとか色々聞かれたが、本当のことを話したらドン引きされそうなので適当に言っておいた。
始終和やかで悪くないパーティーだった。
飯は超うまかった。
正直、中国の飯は不味いイメージしか無かったのだが、中国人に連れてきてもらうとここまで違うのか・・・
自分で適当に入ったら大抵ひどい味なんだが。
お酒ものんで、飯もくった。
おばちゃんは全部おごってくれた。
俺はおばちゃんに超感謝して別れた。
おばちゃんと弟は、中国で困ったことがあったら連絡しろと電話番号を教えてくれた。
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