~人生に絶望した発達障害者が、最期の場所を求め海外へ旅に出たお話~
リヴィヴ滞在16日目
流石に何も売らずに過ごすのに限界を感じ始めてきた。
ん?
アイフォンから手持ちのモビスター(ベトナム製のセカンドケータイ)に転送メールが!!?
リヴィヴ郵便局:「荷物着いたよ」
よし、行こう。
郵便局に行く前、アイフォンで調べものがしたかったので一時的に使わせてくれと店主に頼んだがかなりゴネられた。
店主「これは担保だ、取り戻したかったら金払え」
いやまあ正論なんだが・・
俺「1分だけ使わせろ、そうすれば今日中に金が払えるから」
て言ったら使わせてくれた。
肩身が狭いぜ・・
よし、
カードを回収しにリヴィヴ中央郵便局に行こう!
ようやくカードが・・
はやく回収せねば!!
カードは無事回収できた。
ふう、これで一安心だ。
久々にまともなものを食った。
甘いものがこんなに美味いとは。
涙が出てくるくらい美味いな・・
・・・・
忘れていたが、ロマの奴らは絶対に許さん。
俺の中で最重要警戒人種に指定された。
んんん?、もしかして、こうやって差別が形成されていくのか??
いやでもこれ、仕方なくね?
ルーマニアは全都市にロマがいたし、接触してきた奴らは全員ろくでもなかった。
そして、実際こんな目に遭ったらなあ・・・。
貧困 → 物乞い・窃盗 → 差別→
職貰えない・貧困 → 物乞い・窃盗・・・以下ループ
貧乏でモノが食えない辛さは今回味わった。
安易に犯罪に走るのは良くないが、辛いのはよく分かる。
この負の連鎖をどこかで断ち切らないと、一生続きそうだな。
宿に戻って、宿賃を清算し、担保のアイフォンも取りもどした。
よし、あとは・・
チャリ屋でタイヤを購入
散髪屋で髪を切った!
市場で食料を購入した!
ふぅ、もうここでやり残したことはないかな・・?
短い夏の期間をかなり使ってしまった。
明日、リヴィヴを発とう。
★過去の旅行記はこちら
コメント