~人生に絶望した発達障害者が、最期の場所を求め海外へ旅に出たお話~
さて、勢いで中国に入ったはいいが、一つ重大な問題が俺の前に立ちふさがっていた。
ビザである
中国はノービザの場合、2週間しか滞在できない。
それを越えると高額の罰金が待っている。
どうするか・・・
ネット見てしらべたところ、中国国内で追加のビザを取るのは条件が厳しいみたいだな・・・
どうしようもないな。中国から出るしかない。
さて、どこに行くか。
一番近いのは北朝鮮か。
・・・論外だ。
あとは・・・モンゴルかロシアか・・
今10月。これからどんどん寒くなる筈である。
俺は寒いの嫌いなんだ。
よし、南下するか。
次はベトナムにすっか
交通機関を駆使すれば、2週間の期限は余裕だろ。
後は、ベトナムのビザが中国滞在期限2週間以内で取れるかどうかだな・・・
まぁ、何とかなるだろ。
よし、ベトナムへの玄関口、中国・南寧を目指そう。
方針は決まった。
俺は、おばちゃん&富豪弟に連絡して今日中に発つことを伝えた。
世話になったからな、挨拶くらいはせねば・・・
富豪弟にビザの問題と南寧を目指すことを伝えると、まずは上海にバスで行きそのあと列車に乗れとのアドバイスが頂けた。
では、まずは上海にいくか。
富豪弟は、鉄道駅の隣にあるバスセンターに一緒に来てくれた。
そしてチケットを買った。
バスの発車時刻まで結構時間があるみたいだ。
富豪弟は、一緒に飯を食おうと誘ってくれた。
俺は快諾した。
富豪弟とその彼女らしき人と3人で飯をたべた。
相変わらず、この人らと行く飯はマジで美味いな。
流石に金を出そうとすると、俺が出すからいらないと断られた。
お前はゲストだからと
うーんナイスガイ。
飯をくったあと、バス停にいってバスに乗りこんだ
2人は俺を見送ってくれた。
嬉しかった。
ありがと。
こうして俺は上海に旅立った。
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