「事務職」の発達障害者の就労経験談と感想|職業お勧め度は★2

事務職

就労お勧め度、★評価の目安

★☆☆☆☆1 ほとんどの人に適性は無い。就労すると大変な目にあう。
★★☆☆☆2 多くの人に適性は無い。時々資質のある人がいる。
★★★☆☆3 適性があるかどうかは個人の資質による
★★★★☆4 普通に働くことができるひとが多い
★★★★★5 発達障害を強みにできる可能性がある

実際に働いた発達障害者の方がそのお仕事をどのように感じているのかアンケートを取ってみました。

実際の経験を基にして発達障害者に向いているかも書いていただきましたので参考になると思います。

これからやってみようかな~など考えてる人は是非読んでみてくださいね。

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  1. 東京都の法律事務所の事務員Uさん(27歳女性)の体験談と感想
    1. 職種:事務・秘書
    2. 障害の種類:ADHD(不注意優勢)
    3. 就労区分:正社員
    4. 就労地域:東京都
    5. 最終的な給与:月額約20万円
    6. 業務内容
    7. 働いて良かったと思う点・やりがいがあった点
    8. 働いているときに困った点、苦労した点
    9. 発達障害者は「事務職」に適性があると思いますか? わからない場合はあなた自身に適性があったかどうかお答えください。
    10. 人間関係はどうでしたか?
    11. 辞める時はスムーズに辞めることができましたか? 就労継続中の場合は続けれている理由をお願いします。
    12. 発達障害者へのお勧め度を教えてください:「事務職」のお勧め度1:★☆☆☆☆
  2. 北海道の住宅メーカー事務員Aさんの体験談と感想
    1. 業種/職種:メーカー/事務
    2. 就労地域:北海道
    3. 就労区分:障害者雇用枠
    4. 最終的な給与:時給780円
    5. 業務内容
    6. 働いて良かったと思う点・やりがいがあった点
    7. 働いているときに困った点、苦労した点
    8. 発達障害者は「事務職」に適性があると思いますか?
    9. 人間関係はどうでしたか?
    10. 辞める時はスムーズに辞めることができましたか?
    11. 発達障害者へのお勧め度を教えてください:「事務職」のお勧め度2:★★☆☆☆
  3. 千葉県の福祉業務の事務員Pさん(46歳男性)の体験談と感想
    1. 職種:事務職
    2. 障害の種類:自閉症スペクトラム
    3. 就労区分:正社員
    4. 就労地域:千葉県
    5. 最終的な給与:月給22万円
    6. 業務内容
    7. 働いて良かったと思う点・やりがいがあった点
    8. 働いているときに困った点、苦労した点
    9. 発達障害者は「福祉業務の事務」に適性があると思いますか? わからない場合はあなた自身に適性があったかどうかお答えください。
    10. 人間関係はどうでしたか?
    11. 辞める時はスムーズに辞めることができましたか? 就労継続中の場合は続けれている理由をお願いします。
    12. 発達障害者へのお勧め度を教えてください:「福祉業務の事務員」のお勧め度3:★★★☆☆
  4. 愛知県の行政書士・社労士事務所の事務員Tさん(22歳女性)の体験談と感想
    1. 職種:事務・士業補助
    2. 障害の種類:ASD・ADHD
    3. 就労区分:アルバイト
    4. 就労地域:愛知県
    5. 最終的な給与:時給950円
    6. 業務内容
    7. 働いて良かったと思う点・やりがいがあった点
    8. 働いているときに困った点、苦労した点
    9. 発達障害者は「行政書士・社労士事務所の事務」に適性があると思いますか? わからない場合はあなた自身に適性があったかどうかお答えください。
    10. 人間関係はどうでしたか?
    11. 辞める時はスムーズに辞めることができましたか? 就労継続中の場合は続けれている理由をお願いします。
    12. 発達障害者へのお勧め度を教えてください:「行政書士・社労士事務所の事務」のお勧め度3:★★★☆☆
  5. 愛知県の水道コンサルタント会社の事務責任者Uさん(46歳男性)の体験談と感想
    1. 職種:事務責任者
    2. 障害の種類:アスペルガー症候群
    3. 就労区分:正社員
    4. 就労地域:愛知県
    5. 最終的な給与:月給40万
    6. 業務内容
    7. 働いて良かったと思う点・やりがいがあった点
    8. 働いているときに困った点、苦労した点
    9. 発達障害者は貴方が働いたお仕事に適性があると思いますか? わからない場合はあなた自身に適性があったかどうかお答えください。
    10. 人間関係はどうでしたか?
    11. 辞める時はスムーズに辞めることができましたか? 就労継続中の場合は続けれている理由をお願いします。
    12. 発達障害者へのお勧め度を教えてください:「事務責任者」のお勧め度2:★★☆☆☆

東京都の法律事務所の事務員Uさん(27歳女性)の体験談と感想

職種:事務・秘書

障害の種類:ADHD(不注意優勢)

就労区分:正社員

就労地域:東京都

最終的な給与:月額約20万円

業務内容

・裁判所等への書類の提出
・裁判や弁護士業務に必要な書類の作成(簡単なもの)
・請求書の作成
・事務所の電話受付
・裁判所等への架電
・来客対応
・事務所内の全体的な事務作業(掃除、備品発注など)

働いて良かったと思う点・やりがいがあった点

1日中座っているわけではなく、裁判所や銀行、郵便局等へ外出の用事もあるため、飽きが来てもリフレッシュできること。

働いているときに困った点、苦労した点

・事務作業全般でとにかくミスが多い。
なんでこんなミスをしたんだろうと思うくらいしょうもないミス。
名前や日付の間違い、ラベルの貼り間違い貼り忘れ、資料の印刷忘れ、金額の間違い等々。

・忙しい時は弁護士から次々に仕事を振られるので、一度に多くのタスクを抱えることになり、パニックになる。
焦ることでまたミスが増える。

発達障害者は「事務職」に適性があると思いますか? わからない場合はあなた自身に適性があったかどうかお答えください。

ADHDとしての経験しかないため、発達障害者ではなくADHDに限って書かせていただきます。

ADHDに事務職の適性はないと思う。
事務職に求められることとして、まず作業の正確性がある。
不注意でうっかりミスなどが多いADHDには、正確に作業を成し遂げるにはものすごいエネルギーと時間が必要だと思う。

加えて事務職にはスピードも求められるため健常者と同じペースで仕事をするのであれば、ミスはかなり発生するだろう。
そして事務職は一度に抱える作業量も多いため必然的にマルチタスクとなってしまう。
複数の物事を処理するのが苦手なADHDにはこれもまた苦痛である。

人間関係はどうでしたか?

人間関係は非常に良好。職場の人全員がミスに寛容で、執拗に責めたりせずに再発防止のアドバイス等をくださるので働きやすい。

弁護士は普段からクセのある人をお客として対応しているためか、私が多少変なことを言ったり、伝えたいことをうまく伝えられなくてもくみ取って対応してくださる。

辞める時はスムーズに辞めることができましたか? 就労継続中の場合は続けれている理由をお願いします。

先に述べたように、職場の人が優しいので続けられている。
みんないい意味で他人にそこまで関心がないので、私が仕事中に何をしていようが気にせずにいてくれる。

普段は周囲の環境に気を取られがちな私だが、周りが私を気にしていないので、私も周りを気にせずに仕事ができる。

発達障害者へのお勧め度を教えてください:「事務職」のお勧め度1:★☆☆☆☆

事務職はおすすめできません。法律事務もおすすめできません。
事務職はADHDが苦手とする正確性、スピード、マルチタスクが全部求められる仕事だからです。
また、電話対応来客対応もあるため、コミュニケーションをとるのが苦手なASDにもつらい仕事になると思います。

私は幸い周囲の人間が優しいためなんとか続けられていますが、裁判系の書類でミスをしたり仕事が漏れていたりするとものによっては一大事なので、おそらく他の法律事務所はミスなどには相当厳しいはずです。

また法律事務所がどんな分野を得意としているかにもよります。
私が担当している弁護士は人権系なので、細かい数字の計算などをすることはめったにありません。

しかし債務処理などを中心にしているところでは日々数字との向き合いになると思います。
どんなに頑張ってもミスをして毎日自己肯定感が下がることになるので、事務職はおすすめできません。

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北海道の住宅メーカー事務員Aさんの体験談と感想

業種/職種:メーカー/事務

就労地域:北海道

就労区分:障害者雇用枠

最終的な給与:時給780円

業務内容

事務として郵便の仕分け、工事の発注や書類整理、伝票の会計ソフトへの入力などの業務を行いました。

働いて良かったと思う点・やりがいがあった点

時間の配慮をいただけたため、遅めの時間から6時間勤務にしていただけたことです。
また、書類整理やスプレッドシートの使い方まで基礎的な事務スキルが身につけられたのは良かったです。

働いているときに困った点、苦労した点

「困ったときは聞いてほしい」と言われていましたが、実際に忙しい上司の皆さんに聞くときにはなかなか緊張して言い出せずに、結局ミスしてしまうことがあったので、マニュアルなどがあればもっと働きやすかったかなと感じました。

発達障害者は「事務職」に適性があると思いますか?

書類を閉じたり、郵便を仕分けたりなどのかんたんな事務仕事であれば発達障害の方でも問題ないですが、伝票入力や電卓を使うなどの数字が絡む仕事になると、適正は人によると思います。

校正作業のような、文章や数字の中にミスを見つけて正せる能力があればそういった作業はむしろ向いているかもしれません。
私の場合は自分でのチェックに加えて、先輩にお願いしてダブルチェックをしてもらっていましたが、それでも数字のミスを見つけられないことがありました。

人間関係はどうでしたか?

上司と定期的に面談する機会を設けていただいたので、比較的上手く行っていました。障害に理解がない方もいたので、その人と仕事をするときは辛かったです。

辞める時はスムーズに辞めることができましたか?

ウェブデザイナーを目指してやめることを伝えましたが、気持ちを汲み取っていただき、三ヶ月後に円満退社できました。

発達障害者へのお勧め度を教えてください:「事務職」のお勧め度2:★★☆☆☆

向いているとは言い難いです。

事務職はマルチタスクになりやすいため、なにか一つのことを極めてやっていくほうが発達障害の方には向いていると思います。(自分がウェブデザイナーを目指した理由もそうだったので)

千葉県の福祉業務の事務員Pさん(46歳男性)の体験談と感想

職種:事務職

障害の種類:自閉症スペクトラム

就労区分:正社員

就労地域:千葉県

最終的な給与:月給22万円

業務内容

主に、福祉業務の事務全般。具体的には、毎月の支払業務の計算・管理、銀行への支払伝票の作成。まれに、対象者からの電話による対応及び相談対応。

働いて良かったと思う点・やりがいがあった点

純粋に自分の役割をこなせて、毎月の給料をもらえたことがうれしかった。
ごくまれにあった相談対応でしての人から「ありがとうございます」といわれて、うれしかった。

働いているときに困った点、苦労した点

複数の業務を並行してやらなければいけに事があり、その時の順番付けが難しかった。

また、他部署への連絡や他部署から間違いを指摘されたときに慌ててしまい、間違いを繰り返してしまって自分を強く責めてしまい、次の日にそれが原因で会社を休んでしまった。

発達障害者は「福祉業務の事務」に適性があると思いますか? わからない場合はあなた自身に適性があったかどうかお答えください。

業務の適正はあったとは思うが仕事量が多かった。その量に対してゆっくりやていると回ってくる量がどんどんたまっていってしまい、そのことでプレッシャーを感じてしまうので、スピードが要求されてたと思う。

その点では、作業自体の適正はあったと考えるが、量をこなすという点においてのしんどさもあったので、その点は厳しかったのかなと感じている。もし、そのことを上司や同僚に相談できたり、量をこなすことに抵抗のない人であれば適正はあると思う。

人間関係はどうでしたか?

辞める時はスムーズに辞められました。発達障害の障害で退職の時に揉めたという事もありません。

辞める時はスムーズに辞めることができましたか? 就労継続中の場合は続けれている理由をお願いします。

退職時はこちらの意思を伝えたうえで、上司にはスムーズに伝わったと思う。退職手続きも事務的に行ってもらえたので問題は起きなかった。

発達障害者へのお勧め度を教えてください:「福祉業務の事務員」のお勧め度3:★★★☆☆

仕事内容はお勧めできるかもしれないが、それ以上に職場環境が年間を通じて忙しいので、ピリピリした環境だった。そういう環境はあまりお勧めはできないと思う。

愛知県の行政書士・社労士事務所の事務員Tさん(22歳女性)の体験談と感想

職種:事務・士業補助

障害の種類:ASD・ADHD

就労区分:アルバイト

就労地域:愛知県

最終的な給与:時給950円

業務内容

警察署への申請書類提出・警察署での書類引き取り・PCソフトを利用した地図作成・書類整理、事務所の掃除や物の整理、電話番

事務所の行政書士さんが作成した申請書類を警察に提出に行ったり、申請後出来上がった書類を引き取りに行くことと、申請書類に乗せなくてはいけない地図の作成が主な業務でした。

その他、電話番をしながら事務所の清掃や書類整理等をしていました。

働いて良かったと思う点・やりがいがあった点

行政書士事務所という自分ではまず選ばない職場で仕事をでき、手続きや制度等のあまり知らなかったことを知ることができ、また業務上で警察署に出入りをしていたので、もともと苦手だった警察の雰囲気に慣れることができた点。

忙しいほかの方々のお役に立てた点。

働いているときに困った点、苦労した点

指示の意味を理解できないことがあったり、慣れないうちは警察署に出入りすることがやや苦痛だった。
また、電話番では聴覚情報処理障害があるために、相手の言ったことを聞き取れない、すぐに忘れてしまうといったこともあり、メモを取ろうにも聞きながら文字を書くといった同時進行が苦手なために、電話がかかってくることに次第に恐怖を感じたり、電話対応後胃が痛くなることがあった。

発達障害者は「行政書士・社労士事務所の事務」に適性があると思いますか? わからない場合はあなた自身に適性があったかどうかお答えください。

特性にもよるし、行政書士事務所では事務所によって扱う仕事も違うため一概には言えないが、ほぼ単純作業である地図の作成や書類整理、事務所の清掃等であれば、単純作業を集中してできるタイプの発達障害者は適性があると思う。

ただし、アレスミスでも重大なことになる作業はADHDの方には厳しいものがあるかもしれない。(実際に経験あり)

電話対応に関しては、聴覚情報処理障害のような特性がある方や、想定外が苦手なタイプのASDの方などには少しハードルが高い可能性もあるが、そうでなければ取り次ぐか伝言を聞いて伝えるだけでよいので問題なくできると思う。

警察署での書類関係のやりとりは事務所の扱う業務によって別の場所だったり、ないこともあると思うが、私がしていたものはいつも同じ窓口に同じように書類を提出・引き取りに行くだけだったので、ルーティン化すれば寧ろやりやすいのではないかと感じた。

人間関係はどうでしたか?

うまくいっており自分自身は何もなかったが、周りの人たち(昔から働いていた人たち)同士でトラブルが起こっていた。

辞める時はスムーズに辞めることができましたか? 就労継続中の場合は続けれている理由をお願いします。

会社側の都合で契約終了になり、普通に退職した。

発達障害者へのお勧め度を教えてください:「行政書士・社労士事務所の事務」のお勧め度3:★★★☆☆

事務所ごとの業務の違いや、どこまでの仕事を任される働き方なのかによるが、
私の職場の場合は一般的な事務・雑務に近いため、総合的に見てお勧めできる。

単純作業の繰り返しと、忙しくてほかの方の手が回らない細かい仕事がほとんどだったので、単純作業が苦手でなければ問題ないと思う。
ただし、電話対応やミスのできない事務処理などは特性によっては難しいと感じる。

愛知県の水道コンサルタント会社の事務責任者Uさん(46歳男性)の体験談と感想

職種:事務責任者

障害の種類:アスペルガー症候群

就労区分:正社員

就労地域:愛知県

最終的な給与:月給40万

業務内容

市町村などの自治体から発注された➀下水道台帳登録業務と、②下水道資産調査及び評価業務を経験しました。
➀と②ともに、経験者の補佐から仕事を始め、3年目あたりから私自身が顧客への連絡報告の対応や実務を行い、業務の管理者として業務を行いました。

➀においては、社内で関わる人が少なく、協力業者を含め、比較的少人数で実務を行うことができたため、業務開始時に計画して予定に沿って実務を進めることができました。

また、②については、社内で多数の社員が関わる業務であり、各社員の予定などを考慮したり調整しながら、実務を進めました。
各社員がとりまとめた結果をもとに、私が最終的なとりまとめを行いました。

働いて良かったと思う点・やりがいがあった点

これらの仕事を始めた当初では、私は発達障害を持っているという負い目を持っていました。
しかし、社員の方々は私を普通の人間(発達障害ではない)として扱ってくださったので、私はこの仕事をしても良い、みなさんと仕事をしても良いんだ、という前向きな気持ちが芽生え、徐々に生きること、仕事をすることに自信を持つようになりました。

働いているときに困った点、苦労した点

仕事を始めてから3年位経過すると、私の発達障害が業務に支障がないと、上司等が判断するようになりました。他の人をサポートする立場の時は、とても良い働きをすると感謝されることが多々ありました。

しかし、業務を主導的に行う立場になると、他社員が予定通りに業務を進めないことにストレスを強く感じ始めるようになりました。また、他社員が自己都合ばかり言うことが多くなり、それらを統制していくことが非常に困難となりました。

さらに、業務以外の社内の雑務、顧客からの依頼などにより、思わぬ予定変更や方針変更が発生すると、ストレスを強く感じ始め、会社を休む日が増えるようになりました。

発達障害者は貴方が働いたお仕事に適性があると思いますか? わからない場合はあなた自身に適性があったかどうかお答えください。

発達障害者は、人によって向き不向きが仕事に対して極端に現れると考えます。
向いた仕事であれば、ツボにはまったようにスムーズにこなせます。

逆に向かない仕事であれば、発達障害者ではない人には考えられないようなミスや仕事の遅れが発生すると思います。

私の経験ですが、発達障害者に対する理解のある上司は少ないと思います。
理解があったとしても、発達障害者の向き不向きを理解することに乏しいと思います。
会社や部署によって、業務の内容が限られていると思いますが、上司が発達障害者の特性をよく理解し、その特性に見合う仕事を充てなければ、発達障害者は仕事の遂行に苦労するだけだと思います。

私が勤めていた部所及び現在勤めている会社(前述の異動のみであり、転職はしていない)に、他の発達障害者にはお勧めできません。
なぜなら、前述にも記載しましたが、発達障害者一人一人の特性を理解せず、その特性にあった仕事を充てられることがないからです。

私は現在の部所の上司に、私の特性及び向いている仕事の希望を伝えたことがあります。
しかし、私の希望に叶う内容の仕事がこの会社にはない、と言われました。とても残念な言葉でした。
家庭の生活費等を稼ぐ必要がありますので、安易に会社を辞めることはできませんが、現在、私は残された人生をよりよく生きていく方法、つまり、やりがいのある仕事を模索しているところです。

人間関係はどうでしたか?

仕事を始めた当初1~2年程度の時期は、業務の経験者の補佐的な立場でした。
この立場の時は、人間関係が上手くいっていたと思います。

その理由は、業務の責任、方針や予定変更をこの経験者が全てを行っていたため、私自身はそれに従うことでスムーズに仕事を進めることができたからです。

しかし、3年目以降の時期は、業務の責任者としての立場を多く経験しました。
この立場になると、管下の立場の社員が私の思い通りに仕事を進めない事、それぞれの立場の人たちの言い分を、私に相談や不満として言ってくるようになりました。

こうなると、私も社員も冷静な意見の交換ではなく、自己都合の考えのぶつかり合いとなり、私はその調整や解決策を見出すことが大きなストレスとなりました。

さらに、配属されていた部所の部長に対し、苦手意識を強く感じていたため、私が業務上抱えている問題点を、その部長へ相談できないことも大きなストレスでした。

辞める時はスムーズに辞めることができましたか? 就労継続中の場合は続けれている理由をお願いします。

会社は辞めていませんが、部所を異動しました。その異動に際し、当時在籍していた部所の部長には直接相談せず、その上役にあたる事務所長へ相談しました。そして、その所長直下の部所へ異動しました。

上記のみでは、スムーズな異動のように感じられるかもしれませんが、在籍していた部所の部長には面談(年に一度必ず開催される面談があります)の場で苦情を言われました。
総合的に考えると、異動はスムーズにできたものの、シコリが残る異動になったと思います。

発達障害者へのお勧め度を教えてください:「事務責任者」のお勧め度2:★★☆☆☆

 

*発達障害者の職業適性データを集めております。ぜひあなたの就労経験をお聞かせください。
貴方の経験が他の発達障害者の助けとなります。

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