~人生に絶望した発達障害者が、最期の場所を求め海外へ旅に出たお話~
成年と飯を食って戻った後、出発の支度をした。
さぁ発とう
成年は見送ってくれた。
ありがと~
さらば。
さぁフェリーポートに行こう
もう少しでカザフスタンともお別れか。
長かったぜ
・・・・・
きこきこ
。。
一時間後
貨物船ポート着
この港、ネットの噂ではフェリーポートで30時間待たされた等、ロクでも無い書き込みが満載である。
さて、どうなるか。
もし長時間待つようなら、テントでも張って寝るか~
超余裕である。備えあれば憂いも無いな~(笑
チケットを見せて手続き完了!
乗り込みまで時間があるみたいだな。
待合室で、おっさんがコーヒーを淹れてくれた。
ありがてぇ・・
午前4時半、船内に乗り込む。
しかし、一向に出港しない。天気が悪い為らしいが、、、
まぁ船内はネット使える上、何故か個室がをあてがってもらえた為暇つぶしは余裕である。
びっくりするくらいしょぼかった。
昨日宿で作った芋とゆで卵の弁当がマシに見える。
まぁ食えるだけマシか。
・・・・・なんだか寒気がする。
コレは・・タラズの水道水に当たった時と同じような寒気だ。
実は船に乗った直後くらいからずっとガクガクしてる。
まさか・・・
コーヒーか・・?
タイミング的にコーヒーしかありえない。
最後の最後にとんだトラップだぜ・・
*しかし、あの状況では飲む以外の選択肢はなかったが
タラズ宿のおばさんにもらったよく効く薬(抗生物質?)を飲むか。
最後の2錠である。
ぱっくん。
・・・・・・・
・・・
その日の午後2時
予定時間の14時間後、ようやく船が出航したのだった。
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