厨房の調理補助業務の発達障害者の就労経験談と感想|職業お勧め度は★2

接客販売業・飲食業

就労お勧め度、★評価の目安

★☆☆☆☆1 ほとんどの人に適性は無い。就労すると大変な目にあう。
★★☆☆☆2 多くの人に適性は無い。時々資質のある人がいる。
★★★☆☆3 適性があるかどうかは個人の資質による
★★★★☆4 普通に働くことができるひとが多い
★★★★★5 発達障害を強みにできる可能性がある

 

実際に働いた発達障害者の方がそのお仕事をどのように感じているのかアンケートを取ってみました。

実際の経験を基にして発達障害者に向いているかも書いていただきましたので参考になると思います。

これからやってみようかな~など考えてる人は是非読んでみてくださいね。

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岐阜県の調理補助スタッフMさん(27歳女性)の体験談と感想

業種/職種:宿泊業/調理補助スタッフ

就労地域:岐阜県

就労区分:派遣

最終的な給与:時給1100円

業務内容

料理をお皿に盛りつけます。あとは果物や野菜のカットもします。
バイキングでの料理の提供(その場で簡単な調理)

働いて良かったと思う点・やりがいがあった点

余った料理をつまみ食いできること。
小さいホテルだったので、部署関係なく、みなさん良くしてくれました。
ある程度の連携が必要な仕事場でしたが、人間関係よく和気藹々とできたので、なんだかんだ楽しく働けました。

働いているときに困った点、苦労した点

自分の頭のせいで数字のミスをして、必要数を用意できず料理が足りなくなったこと。よく物を落として料理をダメにしたこと。
面倒臭い厄介な人間がいて、精神的ダメージを受けたこと。どんなに仕事環境がよくても、人と働くだけで精神的に疲れること。

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発達障害者は「調理補助スタッフ」に適性があると思いますか?

料理の盛り付けだけの仕事なら、繰り返しの単純作業なので発達障害者向けだと思います。
ただ、料理によってお皿や盛り付け方が違いますし、季節が変わるとメニューも変わるので覚え直すのが地味にストレスでした。
指示は口頭でマニュアル等はなく、いちいちメモを取れる雰囲気じゃないので、覚えるまでが大変でした。
また、料理会場でちょっとした接客をしたり、厨房内や他部署との連携(人間関係)も発生するので、コミュニケーションがほどほどにとれないと厳しいですね。
総合的に考えて、今回たまたま良い職場に当たっただけで、調理補助は発達障害者には向いてない気がします。

人間関係はどうでしたか?

厨房内は男性社員が多いので、女の自分は優しくしてもらえましたが、気に入ってもらえれば男でも問題なさそうです。
社員同士の仲が良い職場だったので、派遣とも人間関係は良かったです。もちろん小さな派閥はありましたけど。

辞める時はスムーズに辞めることができましたか?

派遣なので、定められた期間を満了して辞めました。

発達障害者へのお勧め度を教えてください:「調理補助スタッフ」のお勧め度2:★★☆☆☆

お勧めしません。
ここの職場が当たりだっただけで、コース料理があるホテルだといつ注文が入るかわからないし、注文数によって毎日違う作業をするので、発達障害にはストレスでした。

 

*発達障害者の職業適性データを集めております。ぜひあなたの就労経験をお聞かせください。
貴方の経験が他の発達障害者の助けとなります。

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