就労お勧め度、★評価の目安
★☆☆☆☆1 ほとんどの人に適性は無い。就労すると大変な目にあう。
★★☆☆☆2 多くの人に適性は無い。時々資質のある人がいる。
★★★☆☆3 適性があるかどうかは個人の資質や環境による
★★★★☆4 普通に働くことができるひとが多い
★★★★★5 発達障害を強みにできる可能性がある
実際に働いた発達障害者の方がそのお仕事をどのように感じているのかアンケートを取ってみました。
実際の経験を基にして発達障害者に向いているかも書いていただきましたので参考になると思います。
これからやってみようかな~など考えてる人は是非読んでみてくださいね。
長野県のお寿司屋さんのホールスタッフ(16歳男性)の体験談と感想
業種/職種:サービス業/寿司屋・ホールスタッフ
就労地域:長野県
就労区分:アルバイト
最終的な給与:月7万 時給850円
業務内容
職場はキッチンとホールに別れていて、私はホールに入っていました。
主な業務はレジ打ちとバッシング(席の片付け)とドリンクです。
働いて良かったと思う点・やりがいがあった点
社割や賄いがあるのは、飲食店のいいところだなと思いました。
他にも、お客さんがお帰りの際にごちそうさまでした、などの感謝の言葉を貰えるのは、モチベーションに繋がると思います。
働いているときに困った点、苦労した点
飲食店だけではないかもしれませんが、人がいないから早めに来れないかと言われたり、一回で覚えてほしいと言われることがあるので、混乱してしまうことや、お客様に対しての対応でどういう対応をすればいいのかわからない時があることです。
発達障害者は「飲食店ホールスタッフ」に適性があると思いますか?
私は、コミュニケーションや人と話すのに、あまり不得意でなかったので適正はある方だと思いましたが、発達障害の方で、人とのコミュニケーションがあまり得意でない方もいらっしゃるのと、覚えなければいけない業務内容が多いのもあって発達障害者の方にとっての適正はあまり高くないものだと思います。
他にもお客様へのクレーム対応や謝らなければいけないに場面もたくさんあり、固まってしまうことが自分でもよくあるので、ホールよりかは、キッチンのほうが発達障害者の方には負担が少ないと思います。
人間関係はどうでしたか?
その時々で勤務している人にばらつきがあることもあって、最初に話せるようになるまで時間が少しかかりました。
辞める時はスムーズに辞めることができましたか? 就労継続中の場合は続けれている理由をお願いします。
他のところに移るのが面倒なので続けています。
発達障害者へのお勧め度を教えてください:「飲食店ホールスタッフ」のお勧め度1:★☆☆☆☆
発達障害者の方にはあまりおすすめできません。
大阪府の喫茶店スタッフKさん(57歳女性)のの体験談と感想
業種/職種:サービス業/喫茶店ホールスタッフ
就労地域:大阪府
就労区分:アルバイト
最終的な給与:月給10万円
業務内容
喫茶店の接客と片付けと掃除と下ごしらえを手伝っています。
お客様の清算業務や、発注業務を手伝っています
働いて良かったと思う点・やりがいがあった点
いろいろな人と知り合うので、いろいろなことがわかってとても勉強になります。
いろいろな料理を習うことができます
働いているときに困った点、苦労した点
接客しているときに、お客様から嫌味を言われたときには、とても辛くなります。
仕事がなかなか覚えられなくて、一生懸命に頑張るのですが、それが裏目に出てしまい、店長から怒られることもよくあったので、とても苦労しました
発達障害者は「喫茶店スタッフ」に適性があると思いますか?
発達障碍者はその業務に適性があるかどうはわかりません。
理由は、人と接する仕事なので、話がうまくできないと難しいです。
お客様相手の仕事なので、いろいろな会話ができないと務まらないと思います。
自分から積極的にいかないとだめです。
いろいろな仕事をマルチにこなさなければならないので、一つの仕事にこだわることなく、自分から仕事を見つけてやっていくことがとても大切です。
メニューを覚えるまでが大切です。
人間関係はどうでしたか?
いろいろな人と話をしたりするので、とても楽しいです。店長も私に気遣ってくださるのでとても感謝しております。
辞める時はスムーズに辞めることができましたか? 就労継続中の場合は続けれている理由をお願いします。
辞めるときはいったん引き止められましたが、辞められました
発達障害者へのお勧め度を教えてください:「喫茶店スタッフ」のお勧め度2:★★☆☆☆
その人がどれだけ人と話すことが好きかによります
広島県の飲食店ホールスタッフJさん(19歳)の体験談と感想
業種/職種:サービス業/飲食
就労地域:広島県
就労区分:アルバイト
最終的な給与:月5万 / 時給1000円
業務内容
カウンター
お客様のオーダーを聞いてメモする
キッチン
皿洗いや料理の補助、後始末や開店準備など
働いて良かったと思う点・やりがいがあった点
精神的にも体力的にもきつかった。
働いているときに困った点、苦労した点
キッチン業務は、自分が無知なばかりに事故を起こしかねなかった.
例えば、なにも入っていない鍋に火をつけて危うく火災になるなど
ホールはよく注文を間違えた
オーダーを取るのに一苦労。
「間違えずに」と集中してやってもオーダーを取るのに一苦労。
声もあまり出せないため、お客が多いとよく間違えるうえに、声も枯れるような状態だった。
どれも働いてたときの達成感はなかった
人間関係はどうでしたか?
人間関係は上司とは、あまり良くなかったです.
他のバイトさんや正社員の方となら、よくコミュニケーションは取れていましたが、どうしても上司とはうまくいきませんでした.
発達障害者は「飲食店スタッフ」に適性があると思いますか?
最後に努めていた仕事を辞めるまで、自分が発達障害だと知らなかったし自分の適性がわからないまま仕事を選んでいた。
どうやら自分は、人とのコミュニケーションが苦手な特性らしく、あっていなかった。
最後の職場を辞めてから、自分がASDだと診断された.
それまで、自分が仕事ができないことに対して自分が無能だと感じていた.
ASDは、どうやら業務が一気に押し寄せると混乱を招くらしい.
自分はただ無能ではなく、発達障害も兼ねて仕事ができていなかったのだと、いまは感じている.
飲食店に適正はないと断言します.
発達障害も、症状にはよりますが人付き合いは苦手です.
ASDも同じように、柔軟な対応が求められる職場ではとても苦労します.
いまは、自分で仕事しています.人付き合いのないほうが、とても落ち着いてやれています.
オーダーのミスが人より多くなるのは、とても混雑しているときが圧倒的に多いです.
キッチンもたくさんある業務を同時進行しなければ、片付くことができないため
あまり適正とは言えません
発達障害者へのお勧め度を教えてください:「飲食店ホールスタッフ」のお勧め度1:★☆☆☆☆
発達障害の人にはおすすめできない。
*発達障害者の職業適性データを集めております。ぜひあなたの就労経験をお聞かせください。
貴方の経験が他の発達障害者の助けとなります。
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