営業事務の発達障害者の就労経験談と感想|職業お勧め度は★3

障害者枠雇用・就労支援・軽作業等

職業お勧め度、★評価の目安

★☆☆☆☆1 ほぼ適性は無い。就労すると大変な目にあう。
★★☆☆☆2 多くの人に適性は無い。時々資質のある人がいる。
★★★☆☆3 適性がある人も無い人も多くいる。それは個人の資質や環境による。
★★★★☆4 普通に働くことができる人が多い
★★★★★5 発達障害を強みにできる可能性がある

実際に働いた発達障害者の方がそのお仕事をどのように感じているのかアンケートを取ってみました。

実際の経験を基にして発達障害者に向いているかも書いていただきましたので参考になると思います。

これからやってみようかな~など考えてる人は是非読んでみてくださいね。

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愛知県の営業事務Aさん(38歳女性)の体験談と感想

職種:営業事務

障害の種類:広汎性発達障害(PDD)

就労区分:障害者枠雇用・パート

就労地域:愛知県

最終的な給与:時給900円、交通費別途支給

業務内容

営業から送られてきた資料を元に会社独自のシステムでお客様がホテルの会員か非会員かを調べて、紙に書き、Excelに住所、氏名等を入力、間違いなく入力しているか2重、3重にチェックした後、宛先シール作成。

宛先シール作成したものは資料班へ渡し、紙は営業に返却する。
又、営業が使用したレンタカーの書類の照らし合わせ。

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働いて良かったと思う点・やりがいがあった点

データ入力が得意だったのと過集中なので、仕事がはかどった。
ミスも見つけやすい為、ほめられることがとても嬉しく感じました。

働いているときに困った点、苦労した点

ストレスがかかった際に精神症状ではなく身体的症状として出てしまったことと、仕事はできるのに身体的症状がでやすくなってしまったのが上司に理解してもらえず仮病として扱われてしまい、説明したり診断書提出など様々なことをしましたが、全然理解してもらえませんでした。

発達障害者は「営業事務」に適性があると思いますか? わからない場合はあなた自身に適性があったかどうかお答えください。

適正はあると思う。
ミスが多ければ同じ仕事している他の人の仕事を増やしてしまうし、同じ障害を持った人がミスをした人に指摘すると気を遣うから。

ただ、根気よく教えたり上司が指摘するなど対策をとれば適正関係なく仕事ができると思う。
私は、データ入力を得意分野としていていたし、自分で理解するまで時間がかかることが分かっていたので、メモを取ったり工夫していていました。
その後パソコン班として採用され、仕事ができたのでよかったです。

人間関係はどうでしたか?

人間関係はうまくありませんでした。
見た目的に分からないので、症状を伝えても仮病と判断されてしまっていたので、症状を伝えることを早々に諦めてしまいました。

結構な量の仕事を任されることが多くなり、体調を崩してしまったとき、支援員さんにも仕事量が多いと伝えましたが、私以上に仕事をしている方はいるから。
と言われてしまったので、何も言えず、また量が多いまま仕事しました。

ミスをした人に指摘する側にもなり、同じ職場の人から陰口も言われるように。
その後、大きなミスをして、上司から怒られるだけ怒られて上司の責任は無罪、私だけ退職させられました。

辞める時はスムーズに辞めることができましたか? 就労継続中の場合は続けれている理由をお願いします。

辞めるときはスムーズだったと思います。ただ、ミスした時、障害者枠で入社したにも関わらず毎日2時間の指導を5日間続いた時、上司が怖くなり、会社に行けなくなりました。

支援員さんに退職のことを伝え、支援員さんから会社に伝えてもらいました。

発達障害者へのお勧め度を教えてください:「営業事務」のお勧め度2:★★★☆☆

職業はお勧めできます

 

*発達障害者の職業適性データを集めております。ぜひあなたの就労経験をお聞かせください。
貴方の経験が他の発達障害者の助けとなります。

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