~人生に絶望した発達障害者が、最期の場所を求め海外へ旅に出たお話~
ゼスタポニ宿にて
じいさんが管理してるのか~
相場よりずいぶん安いが個室が宛がわれた。
なんでかな~と思ってたら理由が判明
俺の部屋、すべての部屋に通じてる場所だから実質通路みたいになってる(笑
なるほど、安いわけだ
他に宿泊客は俺しかいないので、入ってくるのは爺さんだけだしまあいいか。
ちゃんとノックもしてくれるしな(重要 笑
・・・
わんわんわんわん!!!
わんわんわんわん!!
・・爺さんの飼い犬がやたら吠えてくる上に追い掛け回してくる
うぜえ・・
俺はピーンときた
チーズとソーセージx2を取り出し、犬に投げた。
わんわんわ・・・・ばうばうぅぅガツガツ!!!
犬は一瞬にして吠えるのをやめ、ガツガツ食べだした。
キュウリもあるな、、、
キュウリを切ってなげてみた。
犬は走っていったが食べなかった。
肉食なんだな~イメージ通りだ。
犬は先ほどとは打って変わって俺に懐きだした。
キャンキャンキャン!!
現金なヤツだな~嫌いじゃないぜ笑
夜遅く、外を見ながらソーセージを食べてると、犬が窓の下に来たので半分あげた
くぅ~んくぅ~ん
更に懐かれたみたいだ。
ゼスタポニ2日目
午前中、あいにくの雨だった。
もう今日はいいや。休もう
午後から晴れたので市場に買い出しに行った
犬はもう吠えなかった
ゼスタポニ3日目、早朝
晴れた。行こう
俺は爺さんのところへ行き、ご飯と宿のお礼を言った
ここはもう少し泊まりたいくらい居心地がよかったな
世話になった。ありがと。爺さん。
さぁ行こう。
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