~人生に絶望した発達障害者が、最期の場所を求め海外へ旅に出たお話~
ラオカイ8日目
かなり元気になってきた。
寒気はなく、おなかも正常になった。
すこぶる調子がいい。
ベトナムの方が治りが早い気がするな・・
移って良かった。
環境がまともになり、本来の体の免疫力が戻ってきたのかもしれない。
治っても、日本からカードが来ないことには移動はできない。
ここはゆっくり休むか。
元気になったし、女の子とイチャイチャして更なる回復を図るとするか。
俺はニャンニャンスポットを探してみた。
・・・・・・・
・・・・
近くに沢山あった(笑
ラオカイ9日目
俺は夕方、いつものように飯を食いに食堂へ出かけた
あれ?閉まってるぞ。
いつも行く店だけでなく、周辺の食堂はなぜか全て閉まっていた。
?????
意味がわからん。
帰り道にある売店もことごとく閉まってる。
??
!
一件だけ開いている売店を見つけた!
売ってる食料は・・スナック菓子だけか。
いやな予感がする。
念のため大量のスナック菓子を購入した。
ラオカイ10日目
周りの店が全て閉まった。
町中だと油断していた、、、備蓄食料もほぼない。
昨日のスナック菓子で凌ぐ。
ラオカイ11日目
今日も開いている店は無い
スナック菓子は昼に全て無くなった。
・・・・・・・・
・・・・
ひもじいのは嫌だ。どうするか・・
俺は宿の主人を捕まえて、飯の件を聞いてみた。
主人「今は旧正月だから、店は閉まるよ。どこも開いてないよ」
マジか
日本には旧正月の習慣はないから気が付かなかった。
あれは中国の文化だった気がするが、ラオカイは中国との国境の町である。
近いから影響を受けてるんだろう。
俺は飯を食えなくてひもじい旨を伝えた。
主人「俺らと一緒に食う?」
ラッキー!!
俺は宿屋一家と一緒に飯を食わせてもらうことにしたのだった。
出てきたのはベトナム風?正月料理だった。
腹一杯食わしてもらえた。感謝。
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