1@人生に絶望した発達障害者が、最期の場所を求め海外へ旅に出たお話

社会生活10年弱、自分が発達障害者だと知らぬまま社会生活し、大変な目に遭い、8度の転職→無職→彼女に振られる!のゴールデンコンボを喰らった上に

ADHDの発覚→まともな人生を歩むことができなくなった。

そしてPTSDによるフラッシュバック、更にあまりにも酷い目に遭い過ぎたせいで極度の人間嫌いにもなっていた。

散々である。

彼女とも別れたし、仕事も収入もなくなりもう本当にどうでもよくなった。
辛酸を嘗めさせられた奴らに一人ずつ復讐して回って、捕まりそうになったら自〇でもしようかとも考えたが、ビビりなのでやめた。

自〇する勇気もない。

ならば
最期に大好きな海外旅行をでもしながら、どこかで終われれば本望だと思い旅に出ることにした。

行先など知らん。適当だ。

帰ってくる予定もそのつもりもない。
よって、

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ADHD、外国、野宿有り、一人旅、危険なワードが満載だが、海外旅行傷害保険も入らん

さらに、
手軽に行って帰れる飛行機など使わん。
基本は人力だな。

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移動手段は自転車にするか。

しかし自転車など持ってない。

自転車の知識もない。パンクも直したことが無い。1年位引き籠ってたから筋力もない。


ないないずくしだが現代はネットでなんでも手に入る。
アマ〇ンでも使って適当に仕入れることにするか。


とりあえず旅の用意だ。
無いものは現地調達していく方針だが、最低限は買わねばなるまい。


ネットでお泊り三点セット(テント寝袋エアマット)を買った。
寝袋は1000円くらいのしょぼいやつだ。
テントは穴が開いたら困るので3万くらいの少し良いやつを買った。
底冷え防止用のエアマットは8000円くらいだった。


チャリ屋で自転車を買った。4.9万のアライのクロスバイクだ。
適当に選んだにしては良さそうだな。
オプションで泥除けが付いていた。
スタンド、荷台は付いていなかったので購入。
店員に取り付けてもらった。

参考:海外走る場合の自転車と装備品の選び方


親に携帯ガスコンロを借りた
(もう日本に帰ってくる予定はなかったが)


荷台に取り付ける防水バッグを買った。


パンク修理キットを買った
(使い方を軽く親に教えてもらった)


もう十分だろ、あとは適当に服やらなんやらをバッグに詰めて出発だ。
衰えてる筋力はどうしようもないが、旅してりゃ嫌でも付くだろ。

さて、行くか。
親には


旅に出る。もう帰らねえ


と言って自転車で出発した。



つづく

(2016年9月20日くらい)

★過去の旅行記はこちら

コメント

  1. 服部健一 より:

    すっぱらしいニャン^_^弱点がまさに強みになってらにゃ〜^_^