さんさん山城(就労継続支援B型)の通所者に聞いた体験談と感想|京都府京田辺市

日本全国にある障害者向け施設の口コミです。

実際に通所していた方の生の声となります。
施設選びの参考にしてみてください。

こちらはあくまで口コミとなります。通所されていた方個人の主観が大いに入ることをご理解ください。

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施設名:さんさん山城

施設区分:就労継続支援B型

施設アドレス:京都府京田辺市興戸小モ詰18-1

電話番号:0774-39-7113

ホームページアドレス

さんさん山城|社会福祉法人京都聴覚言語障害者福祉協会

頂いていた時給:150円

通所時間:9:00~16:00

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施設の詳細、規模、どんな施設なのか?

京都府京田辺市にある、聴覚障害者メインの就労継続支援施設。
敷地内にビニルハウス、選果場、加工場(A.B)、畑、ウッドデッキ、カフェ、調理室、給湯室、事務所、縫製室、倉庫(?)、相談室、製菓室などがあり、施設は広々としていてエアコン等完備で過ごしやすい。
飛び地ではあるものの、いくつか外部に畑を所有していて、主に田辺茄子、鷹の爪、お茶、海老芋を育てている。
上記畑で出来たもの(野菜など)を販売、規格外のものは加工したり調理で使うなどして利益を得ている。

個人の資質やその日の面子で与えられる作業は違う。
主なコミュニケーション方法は手話。
コロナが広がるようになってからは、あまりイベントに出られない為、施設内で月に一度のペースで土曜市を行っている。
朝はラジオ体操と作業説明、夕方(終わりの会?)では一日の収益とその日の作業を発表する。

施設のスタッフは親切でしたか?

施設スタッフだけでなく送迎のスタッフに至るまで全員親切。
しかし、聴覚障害者メインの施設(私は精神障害者)なので聴覚障害者の利用者により気をかけているイメージ。
特に忙しい時は話し掛け難い雰囲気になることもあるが、基本的には利用者もスタッフも優しい人ばかりで助け合いが自然と出来ている。

特記事項

ランチは一般で500円、施設利用者は400円
野菜は基本的に100円で売っているものが多く、一般のお客さんにも人気
手話サークルの人やボランティアの方がよく気にかけてくれるので、手話が苦手でも通訳してもらえることが多く、それで単語(手話)を少しずつ覚えられたりする
施設長が即決即断の人なので、割とやってみたいことを提案するとチャレンジさせてくれる

利用してみて良かったと思う点

人間の温かみを知ることが出来た。
未だに手話は苦手だけれど、お互いにお互いのことを理解しようとする姿勢が強く、相手が根気強く構えてくれるので最近では健常者と接するよりも気が楽なように感じる。

スタッフも利用者も親切で、少し様子がおかしいと感じれば、すくに声をかけてくれたり、どうしたのかと聞きに来てくれるので申し訳なさもあるが嬉しくもある。
また、自然に触れ合う機会も増えて、居心地が良い。
利用していなかったら、今頃どうなっていたかと思うほどに、利用前に比べると活動的になれた。

利用してみて、嫌な思いをした経験、改善したほうがいいと思う点

あくまでも私の場合の話ではあるが、自分の症状と合わない作業を割り振られてしまったことがあり、そこから、もう少し頑張ろう、君なら出来る、というような流れになったのが辛かった。

後に主治医とスタッフとの話し合いがあり、その作業から外れたのは良かったが、暫くその作業に就いているスタッフと利用者と(主観ではあるけれど)ぎくしゃくしてしまい、居心地が悪かった。

施設のお勧め度:★5

とにかく、スタッフと利用者が親切で優しい。
少しの失敗で見放されたり怒られたりしないし、何でもチャレンジさせてくれる。

常に新しいことを取り入れようとしているので、飽きが来ない。
毎日、その日の収益を発表するので、それだけ頑張ったんだという実感が持てて、嬉しくなる。

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