~人生に絶望した発達障害者が、最期の場所を求め海外へ旅に出たお話~
イバノフランコフスク、3日目
体力も戻ったな。
そろそろ行くか。
遂にゴール(国際キャッシュカード到着予定地点)のリヴィヴを捉えた。
あと132kmか。
高低差も激しいし1日ではきつそうだが、2日に分ければ大丈夫だろ。
思ったより早く着いたが、金の消耗が想定外に激しいな。
なんだかんだ宿賃とメシ代でどんどん擦り減っていく。
もう全持金が1万(日本円換算)を切っている
これは・・大丈夫なのか(笑
まあ、ぐだぐだ考えても仕方がない。
なるようにしかならんだろ。
行くか。
・・・・
ぎこぎこぎこ・・・
チャリのギアが変な音を立てだした。
あー自転車オイルささないと・・
金欠でオイル買ってなかったけど、こんな音がしだしたらもうダメだな。
油買うしかない
一番安いオイルお買い上げ~
ちゃり~ん。また有り金が減ったぜ(笑
早速買った油をさした
快走だ!!
やっぱりオイルさしたら違うな~
オイル買ったし今日から毎日ギアに使うかな~。
ここを越えたらリヴィヴまで宿がほとんどなくなってしまう。
俺はチャリをかっ飛ばした!
今日は元気だぜ!
・・・・・
宿に着いた
幹線道路横の宿で周りにはなんもないな・・
宿に売店があるのが救いか。
しかし、パンすら買うのが惜しい。
マジで金が無くなってきた。
俺は先日、市場で仕入れた激安モロコシを取り出し、レンジでチンしてもらいに厨房へ向かった。
厨房の兄ちゃんはモロコシをレンジでチンしてくれた!!
モロコシうめぇえええ!!
なんだこの極貧っぷりは。
モロコシ(だけ)食って走るとか、我ながらヤバないかw
ああジュースと肉が食いたい・・
が、我慢だ・・
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