~人生に絶望した発達障害者が、最期の場所を求め海外へ旅に出たお話~
さて、フェリー出航当日である。
フェリーポートに行くで!!
俺は地下鉄に乗り込み、港近くまで移動した。
これで韓国も見納めか。
なかなかいいとこだったぜ
仁川港国際旅客ターミナルについた。
早速チケットを買いに行く
辛いで!(笑
さて、飯も食ったことだし船に乗り込むか
船に乗り込むのは中国人大量、韓国人少し、日本人俺一人(笑
余程珍しいのか、めっちゃジロジロ見られた。
船に乗り込む。
2等船室を選んだはずが、個室を貰えた。
????
よくわからんがラッキー
一緒の部屋の中国人の青年に挨拶しといた。
ニイハオ!!
暇だし船内探検してみるか・・・
なんか謎の好待遇だな???
不気味だぜ・・・
腹が減ったな。
飯食いに行くか。
絶妙にしょぼい飯を俺は一人で食っていた。
パクパク・・・
あんまり美味くないな~
そこへ、中国人のおばちゃんがやってきた。
俺「ニイハオ!」
おばちゃん「あなたが船に乗ってるっていう日本人ね!」
なんとおばちゃんは英語がペラペラだった。
おばちゃんはなにやら語りだした。
おばちゃん「この船に日本人が乗るのはとても珍しいことなの。半年前に一人乗ったっきりかしら・・」
船マニアのひとかな?
俺「そんなに何度もこの船乗ってるんですか?」
おばちゃん「そりゃそうよ、この船私の船なんだから」
えぇえええぇええええぇ!!?
マジかい。
俺がびっくりしてると
おばちゃん「あなたは日本人のゲストよ。歓迎するわ」
更におばちゃんは続けた。
おばちゃん「今からこの船で売ってるものは好きに買い物してもいいわよ。代金は全て私が持つわ」
えぇええぇええぇ!!?
地味に恐ろしいこと言ってんぞこのおばちゃん。
俺はほとんど物欲無いし、旅に不要なものを増やしても仕方がないので気持ちだけ頂くことにした。
おばちゃん「ほんとになんにもいらないの?欲がないのね・・・」
・・なんも頼まんのも失礼か??
うーんどうするか。
飯がしょぼくて量も足りてない。せっかくだから飯の追加オーダーをお願いするかな。
うん、まぁまぁイケるで。
俺は追加めしを頂き、おばちゃんに超お礼を言って別れた。
俺は疲れたので寝た。
次の日・・・
・・・一日船内でマッタリ
飯は韓国で買っておいた赤いカップラーメンだ。
・・・
更に次の日の朝
ようやく中国か。
長い船旅だったぜ。
俺は下船の準備を始めたのだった。
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