167@宿で自転車を破壊される&サディクリ国境越え★アゼルバイジャン/ジョージア

異国を走る自転車旅

~人生に絶望した発達障害者が、最期の場所を求め海外へ旅に出たお話~

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アグストファ2日目

さぁ出発しよう

今日もいい天気だ。

・・・ん???

見るとチャリが壊れていた。

チェーンが外れてガタガタに。
荷台も壊れて無残な姿になっている。

どういうことだよ

俺は宿の主を呼び出して事情を聴いた。

どうしてこんなことになってんだよ?
何があった?

ちゃり預けたら店の酒場(屋内)で保管してくれる言うただろうが。
安全だから任せろと。

・・・どうも歯切れが悪い

・・・・

こいつ、客と一緒になって俺のチャリに乗ったな?

2人乗りしないとここまで酷くは壊れない。

コレはだめだ。

日本のイメージもあるので、始終ニコニコ対応してたが、これはダメだ。

キレとくか

ちゃんと抗議しとかないと、今後来る日本人がまた同じ目に遭いそうだしな。

「ふざけるな、日本人になら何してもいいと思ってんのか?
アゼルバイジャン人の、この仕打ちは忘れねえぞ。」

的な勢いで猛抗議しておいた。

直すか・・

俺はチャリを1時間程カチャカチャやって、なんとか走れる程度に復旧した。

酷い目に遭ったぜ。

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気を取り直して出発だ

線路を越えて郊外へ

今日も約100kmの道程だ。

国境越えもある、がんばろう。

国境でどれくらい時間取られるかわからんのに、朝の1時間ロスは痛かったな・・
日が暮れるまでに着けるだろうか。

草で埋もれた線路
何もないな~
荒野
地平の彼方まで道がある

 

疲れた。汗でべっとりだ。
顔を洗いたい。

沢を見つけた
水が噴き出してるな

噴き出す水で顔を洗おうと近づいていった。

??なんかおかしいなここ

ん??

沸きだす水から火が出てる!!

・・・・この水、ヤバいんじゃねぇか??

ガスに引火してるのか知らんが、何らかの成分が水に溶けだしているかもしれない。

触れるのはやめとくか・・

触らぬ神になんとやらだ。

踏切横断

もうちょっとで国境だ。

頑張ろう

国境着

アゼルバイジャン、サディクリ国境 着

とんでもない僻地だ。

ジョージアとアゼルバイジャンには国境が川を挟んで二箇所ある。

参考

サディクリ側の国境は現地人以外あまり人が通らないみたいだ。

なんでこんな所にいるのかと、相当珍しがられた。

ジョージア入国。

イイ感じ

文無しなのでとりあえず金をおろすか。

ん、何この紙幣

ジョージア紙幣
未だかつて見たことがない古典臭のする紙幣である。思わず写真をとってしまった。
持って帰ったら売れそうだなこれ笑
レートを調べた。
1グルジア・ラリが46.5円らしい。
1ラリ50円て覚えとくか。
うまそうな看板が・・
はらへった
ジョージア首都ティビリシに向けて走る
日が傾いてきた・・
急ごう
西日がまぶしい
ティビリシはまだ先
街が見えた!ティビリシだ!!
独特の雰囲気だな
日がくれそうだ・・
クラ川

ティビリシ市内についた!

今日はどこに泊ろうか・・
宿は見つかるかな~
ちょっと足を止めて観た
この街、ヤバいくらいきれいだな。
幻想的だ

ジョージア首都ティビリシは今まで行った中でも首位に入るくらいの良い雰囲気の街だ。

死ぬまでに一度は行くべき場所かもしれない。

しばらく自転車の修理をしなければならないので隅々まで見て回ってみるのもいいかな。

ティビリシ市街。崖っぷちに建物が多数ありライトアップされて素晴らしい景観である
なにこの橋すご。
画質がアレなのが悔やまれる

はぁはぁ・・

つかれた

宿まであと少し・・
頑張ろう
ついた、
右側の家が宿だ

普通の民家っぽいな

若いにいちゃん(住んでる??)が店番してた。

今日は良く走ったな

疲れた。

シャワー浴びてパン食って寝よう。

本日の走行距離:約120km

続く

★過去の旅行記はこちら

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