~人生に絶望した発達障害者が、最期の場所を求め海外へ旅に出たお話~
遂にイミグレを越えてカザフスタン入国した。
ようやく中国から脱出できた
嬉しすぎる
正直疲れきったので国境付近で宿を取りたかったが、宿どころかATMすらないな・・
民家はあるんだが。
仕方ない、銀行のある街(40km先)まで走るしかない。
水食糧無しで (笑
カザフスタンはのどかだな~
時々軍人を載せたトラックが追い越していくんだが
みんなすごい勢いであいさつしていく
イェーイって
ノリが欧米だわコレは
欧米式であいさつ返しするとこちらのテンションも上がるな。
カザフに入ったらいきなり雰囲気が変わった。
楽しい。
軍人トラックが何度も追い越していく・・
もう4回くらいイェーイしただろうか。
俺はシにそうになっていた。
腹が減ったのはまだいい。
前半でたくさん食べたからな。食わなくてもなんとかなるだろう。
渇きはヤバい・・・・コレはシねる。
ぐ、、、、民家に入ろうにも現金が無いからな。水すら買えない。
俺はがんばったが、20km進んだ所で遂に力尽きた。
水が無いとこれ以上は進めん・・
仕方ない・・
俺は民家に入っていき、水をめぐんでもらえないか頼むことにした。
もう背に腹は変えれない。
俺「すみません、水くださいぃぃ・・」
水ガメ指さしてお願いすると、おばちゃんがパンとミルクもくれた
俺はおばちゃんに超お礼を言って別れた。
何も返せるものがねぇスマン。
ATMがあるジャルケントまであと20kmか。
がんばろう。
きこきこ・・
。。
はぁはぁ・・
夜10時、ジャルケントのATMに着いた(まだ明るいが
とりあえず適当に金を降ろす。
やったこれで文無し状態から解放された。
俺は調べておいた宿屋に行ってチェックインした。
すげぇ。めっちゃきれいだぞここ!!
中国とか東南アジアとか比較にならんくらいきれいだ。
宿賃約2000円(円換算)と中国より高いけど全然いいぞこれなら!
俺はカザフスタン宿の綺麗さに感動したのだった。
ものすごく疲れた。もう休もう。
zzzz
本日の走行距離:約127km
久々の三桁越え
物資が無い中過酷な道程だった。
*しかし中国から出たい一心で俺頑張った
★過去の旅行記はこちら
コメント