函館山に登ったら消えた話【実話・怖い・不思議な話】

怖い話[トラジが体験した実話・短編]

以前、函館山でした怖い?体験でも。

大学生の頃、XJR400ってバイクを買って北海道一周の旅に出たことがあります。

その旅の途中、函館のライダーハウスに泊ったんですが、妙に居心地が良く1週間くらい沈没してました。

チャーミィグリーン坂、ラッキーピエロ、五稜郭、函館山の裏探検等々なかなか熱かったのですが、その中でも特に記憶に残ってるのが、「函館山を徒歩で登ろうとした」ことです。

行ったことある人なら知ってると思うんですが、函館山って自力(自家用車)じゃ登れないんですよ。
専用バスで山頂に行って観光するのが普通です。



が、実は裏技?があって、徒歩登山ルートならば自力で登れちゃうんですよ。

そのことをライダーハウスで聞きつけた僕ら(宿泊者若者5人くらい)は徒歩で登ってみることにしました。

夜8時くらいだったでしょうか。
暗かったので一人ひとり懐中電灯を持って、意気揚々と登山口へバイクを走らせました。

登山口からは徒歩で登りました。
登山道は狭かったので1列になって懐中電灯を点けてワイワイしながら登山。

途中、

碧血碑

とかいう不気味な石碑?があり、ちょっと怖かったですがスルーしてみんなでズンズン登りました。
問題はココからです。。。

ある一定地点に差し掛かった時、

突然全員の懐中電灯が一斉に消えました・・・

月あかりはあったから登山には支障はなさそうだったものの、夜道では何があるかわからなかったので引き返すことにしました。

みんな「ハッハッハ!不思議なこともあるもんだね!」

とかいいながら

100mくらい降りたところで、突然ライトがパッと付きました。

全員のライトを確認してみましたが、問題なく照らしています。

みんな「よし、これなら登れるな!」

てことで再び登山をはじめました。

ボクもなんだかな~と思いつつ、ついていきました。

そして、100mくらい登ったところで・・・

再び全員のライトが消えました。

全員「うわぁぁああああああぁぁぁぁあああああぁぁぁ」

ってな感じでダッシュで下山、ライダーハウスに帰還しましたとさ。

ちなみに下山途中にライトは復活してました。

・・・・・何だったんでしょうねコレは。

みんなも函館山の夜登山にはくれぐれも気を付けてね!!

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