銀行窓口営業の発達障害者の就労経験談と感想|職業お勧め度は★4

営業職

職業お勧め度、★評価の目安

★☆☆☆☆1 ほぼ適性は無い。就労すると大変な目にあう。
★★☆☆☆2 多くの人に適性は無い。時々資質のある人がいる。
★★★☆☆3 適性がある人も無い人も多くいる。それは個人の資質や環境による。
★★★★☆4 普通に働くことができる人が多い
★★★★★5 発達障害を強みにできる可能性がある

実際に働いた発達障害者の方がそのお仕事をどのように感じているのかアンケートを取ってみました。

実際の経験を基にして発達障害者に向いているかも書いていただきましたので参考になると思います。

これからやってみようかな~など考えてる人は是非読んでみてくださいね。

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北海道の投資信託窓口営業Aさん(27歳女性)の体験談と感想

職種:投資信託の窓口営業

障害の種類:ADHD

就労区分:アルバイト

就労地域:北海道

最終的な給与:時給850円

業務内容

投資信託販売 銀行窓口でお役様にじっくりと商品を説明し購入していただく仕事です。相手のニーズに応えて商品提案します。

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働いて良かったと思う点・やりがいがあった点

ADHDにありがちな人懐っこいを生かせる窓口販売の仕事は、私に向いていると感じました。

特に、投資信託はお客様と腰を据えて話をしなければならないので、上司からの横やりが入らずマイペースで仕事ができやりやすかったです。

働いているときに困った点、苦労した点

ガールズトークについていけないことです。

特に、休憩室でのランチタイムはまるで言葉の通じない外国にいるようでした。女性の会話は独特のあうんの呼吸が必要ですが、銀行のような女性が多く働くようなところでは彼女らの会話に全く入れませんでした。

発達障害者は「投資信託の窓口営業」に適性があると思いますか? わからない場合はあなた自身に適性があったかどうかお答えください。

投資信託の窓口営業はADHDに向いていると思います。

私は自分がADHDだから、お客様にじっくりと一つの話題のみを提供する投資信託の営業は向いていたのだと思います。
以前個別の家庭教師をしていたのですが、それも適性だと感じていました。

ADHDはマルチタスクやチームプレーが苦手であるため、一個人と向き合う仕事は適しているのだと思います。
さらに、ADHD特有の明るさは営業の武器になります。
やることをシンプルにし一つのことに集中できれば銀行業務であっても可能だと思います。

人間関係はどうでしたか?

男性とは問題なく対応できました。筋が通っているからです。

しかし、女性、特に言うことが毎回ころころ変わる女性上司とはうまくいきませんでした。
ADHDは急な変化に弱いため急な変更を命令があると「昨日はこうだったのに、今日はなぜそうするのか理解できない」と思考が停止します。

しかし、女心と秋の空とはよく言ったもので女性という者は言うことが頻繁に変わる動物であると諦めました。

辞める時はスムーズに辞めることができましたか? 就労継続中の場合は続けれている理由をお願いします。

なかなか上手に辞められませんでした。結局、幸いにも夫の転勤があったため辞めることができましたがそれまでは相手の怪訝そうな顔が浮びかなかなか辞表が出せませんでした。

発達障害者へのお勧め度を教えてください:「投資信託の窓口営業」のお勧め度4:★★★★☆

売る内容が固定され窓口でじっくりと接客できる投資信託の営業ならばお勧めします。

 

*発達障害者の職業適性データを集めております。ぜひあなたの就労経験をお聞かせください。
貴方の経験が他の発達障害者の助けとなります。

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