おはよう!
もうメテオラは堪能した。
そろそろ次行くか!
次はギリシャの北部の都市:テッサロニキに行ってみることにした。
なんか陽気なアニキみたいな響きの街だな・・
また列車移動にすっか。
海外鉄道乗ってて楽しいし。
次はどんな列車かな~??
楽しい楽しい列車に揺られつつ、テッサロニキを目指す。
ガタンごとん、がたんごとん・・・
数時間後・・無事着いた。
この後、テッサロニキの街で大変なことが起こる
・・・
手持ちユーロが少なくなってきたな~
おろしていかんとユーロが無いで。
駅を後にして、ATMへ向かう。
いくらおろそうかな~~
駅の近くのATMに着いた。
早速、国際キャッシュカードを入れて、出金を試みる。
・・・ピーーーーーーーー!!
なんかエラーが出た。
ええから金よこせよ。
エンター押したけど、ユーロは出てこねぇ。
仕方ねえなぁ・・
もういいよ他のATMいくわ。
キャンセル押した。
・・・・・・・
ピーーーーーー!!
へんな音がするだけでカード返ってこねぇ・・・
ちょっ・・・・・・
・・・ええからカード返せや。
キャンセル連打した。
ATM沈黙・・・なんの反応もなくなってしまった。
ちょおおおおおおおおお!!!
おめえざけんなああああああ!!!
それねえと金がおろせねぇえええええええ!!
めっちゃ焦った。
2分ほどパニックになった後、自分を取り戻した俺はATMが設置されていた銀行に乗り込むことにした。
苦情言えば国際キャッシュカード返してもらえるだろ・・
ヨーロッパ中央銀行?に乗り込む。
俺「そこのATMでカード飲まれた。今すぐ返せ(英語)」
スーツのおっさんが出てきて、ATMの中身を調べてくれた。
・・・・あったー!俺のカードやでえ!!
今すぐ返せ。
(以下全て英語)
おっさん「これがあなたのカードだという確証がない。渡すことはできない」
俺「え???うそだろ?、カードに書いてある名前見ろ、パスポート見せてやるから見比べてみろ」
おっさん「同姓同名かもしれない」
俺「いや、俺の名前は日本に俺一人かってくらい珍しい名前だ、そんな奴はこの世界に存在しねえ」
おっさん「私は日本人ではないからそんなことはわからない、それを証明することはできるか?証拠はあるか??」
俺「グ、、、じゃあどうすれば俺のカード返してくれんだよ?」
おっさん「おまえの銀行に連絡してスイフトメールをこの銀行に送ってもらうように言え。それが確認出来たらカード返してやるよ」
俺「ぐぐ、、そのスイフトメールの方法とやらは平均してどれくらいの期間でカード返してもらえるんだ?」
おっさん「大体1週間」
俺「ざけんな!!今ヨーロッパ周遊中だ、航空券のこともあるしそんなに待てるか!もとはといえばお前んとこのATMがおかしいからこういうことになってんだぞ、いいから返せやコラァ!!!」
おっさん「なにをどう言われようと返せんものは返せんぞ、規則だ」
俺「ぐぐぐg・・・・・ちょっと考えさせろ」
・・・・このカードはもう諦めるしかないのか・・・奥の手が無いわけではないが・・しかし・・
断腸の思いだが諦めるか。
しかし、こいつ(この銀行)にカード握らせとくのも不安だな・・・
俺「分かった。カードは諦める、但しこのカードは今この場でハサミでちょん切ってくれ」
おっさん「わかったそうしよう」
ちょきちょきちょき・・・・
・・・8分割にして折り曲げてゴミ箱にポイさせた。
・・・・・・・
銀行を去った俺は、靴下の中に隠しておいた日本円4万(奥の手)を取り出した。
今後はこれを換金して凌いでいこう。
ここから、残り1週間半を移動費宿賃込みで4万で過ごす、サバイバルゲームが始まったのだった(笑
さぁ面白くなってきたな、オラワクワクしてきたぞ(笑
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